「奥の細道マイスター」始動 山寺芭蕉記念館で展示解説

「奥の細道マイスター」始動 山寺芭蕉記念館で展示解説 最新記事

俳聖松尾芭蕉の紀行「奥の細道」にまつわる東北の歴史や文学を学んだ「奥の細道マイスター」が1日、 山形市の山寺芭蕉記念館で展示解説のボランティアガイドを始めた。 「山寺という貴重な観光資源にスポットライトを当てたい」 「来訪者には俳句作りにも挑戦してほしい」。芭蕉の魅力を伝えようと、皆が意欲十分だ。
 マイスターは、山形大が2012年度から開講している公開講座「奥の細道マイスター養成講座」の初級から上級を全て修了し、  同大の認定を受けた人が名乗れる肩書。初級は同記念館で学芸員や大学教授から芭蕉の生涯について学び、  中級は出羽三山歴史博物館などで歴史や文学の講義を受ける。上級は宮城県の多賀城市と松島町で受講し、  山形と宮城の両県について見識を深める。マイスターはまさに松尾芭蕉に精通した市民だ。
 2017年4月3日 山形新聞  

 

修了生約40人で「奥の細道マイスターの会」を組織しており、このうち希望者23人がガイド登録した。 40~80代の男女で、山形市や仙台市の市民が多い。この日、セレモニーが同記念館で行われ、 同会の芦野真一郎世話人代表(山形市)は「山寺の観光客が減っているのは残念。 ガイドすることで山寺を盛り上げていこう」とあいさつした。
ボランティアガイドは土日祝日を中心に2~3人が待機し、30分~1時間程度で案内する。 予約可能で平日は要相談。問い合わせは同記念館023(695)2221。   

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